導入は今年の秋と言われて久しい欧州TypeRですが、ちょっと整理してみたいと思います。
いろいろと噂はありましたが、ホンダから来春発売のリリースがあったのが08/11/20。
ですが、翌日にはUK工場でのシビックの09/02-03の生産休止(これは以前にも触れました)が発表されています。
ということは、これは織り込み済みでの発表だった訳です。
そして、国内導入延期のニュースは09/01/23。
その理由となる09/04-05の生産休止継続のニュースは一週間前の1/16です。
2月からの生産休止が分かっていて'来春発売'と言っていたのですから、船便での運搬等を考えても、
(生産休止になる前の)1月までには作ってしまうつもりだったと思われます。
だったら、生産休止が長引いても、元々の導入計画には何の影響も無いはず。そう考えれば、4,5月の生産休止というのは、
ちょうどタイミングよく利用できる理由があったからと考えた方が自然です。
導入延期のニュースが生産休止継続のニュースよりも1週間遅れているのも(それが直接的な理由ならば)不自然ですし。
折しも、
次期NSXの開発中止が報じられたのが08/12/17(まあこれはF1撤退と同じく社長の業績見通しの会見でこの日になったのでしょうが)、
S2000の生産中止が発表されたのが09/01/27。
類似の決断が欧州TypeRにもなされたのでしょう。
ならば、なぜTypeRに関しては、'導入中止'ではなく'導入延期'だったのか。
それは、国内でのパーツストックやサービスマニュアルの問題はあるにしても、他の車種とは異なり特に開発費用が発生する訳でもないので、
敢えて'中止'までは言い切る必要がなかった、ぐらいのことではないでしょうか。
そして時は流れ、6月になりました。予定通り英国工場での生産も再開されたようです。
ベストカー(6/10)には'9月発売が決定'(上陸、という表現ですが)となっていました。
しかし、ホンダからはなんのアナウンスもありません。
工場が稼働し始めたのなら、少なくともこの先数ヶ月の生産計画も確定している訳で、'延期'している以上、
早急に確実な情報が出て来て然るべきでしょう。
某掲示板には、ディーラに'320万で売りたいが、どう思う?'というアンケートが来たとか有りましたが...
なんの証拠も無い、個人的な感覚ですが、私は、欧州TypeRの国内導入は無くなったのではないか、と思っています。
その原因は、やはり'プリウス・ショック'。
当初予定通り、インサイトが爆発的ヒットとなれば、順調にスポーツ路線であるCR-ZX(という名前らしいですね)を展開し、
その側面援護的な意味合いも含めて(それほど付帯コストのかからない)欧州TypeRは順調に導入できたでしょう。
(無限インサイトを購入する人の多くにはRRが重なって映っているようですから。)
ところが、予想を完全に覆すプリウスの価格設定と、10万台を越える受注。そして、より小さなモデルへのハイブリッド投入の発表。
ホンダの優位は一瞬にして崩れました。
絶対にもう一度負ける訳にはいきません。恐らく現在ホンダでは予定を変更して、
Fitのハイブリッドの開発に持てる力全てを投入しているはずです。
自動車雑誌には、'次は年末から来年初頭にCR-ZX'とまだ書かれていますが、開発はストップしているのではないでしょうか。
(これにも何の証拠もありませんが)
トヨタよりも先に、トヨタが絶対対抗できないようなFitハイブリッドを出さない限り、ホンダには未来が無くなってしまうのですから。
それがある程度うまく行けば、CR-ZXは登場するでしょう。でも、その頃には既に現在のシビックはモデル末期。
次期シビックにはTypeRはないという見方もありますから、その意味では導入の価値もあるのかもしれませんが、やっぱり難しいですよね。
さて、秋(それまで待たなくても良い?)になった時、現実はどうなっているでしょうか。
こんなことを書いていますが、勿論個人的な意見としては、欧州TypeR導入大賛成(出来れば台数限定ではなく受注期間限定で)ですよ。
posted by 3つのRでホンダを救え! at 12:27|
Comment(2)
|
TrackBack(0)
|
あれこれ
|

|